ImageGeter: 2007年7月アーカイブ

 これがβ版は最後の予定です。今回は、HTTPのプロトコル処理と、スレッドの管理方法を変更しているので、ImageGeterのかなり中枢部分が書き換わりました。作成当初の未熟なコードを一新できたので、気分的にはかなりすっきりですね。

 スレッド処理は、今時のCPUではそれほどロスはないと思っていましたが、バグ取りもしにくい構造でしたし、無駄な処理が多かったのは確かなので、思い切って処理を変更しました。個人的な汎用ライブラリとして作成できたので、まぁ、これはこれで価値がありかと。

 HTTPプロトコルの処理は、バージョン1.1で処理すべき圧縮転送と、チャンク形式の転送処理を実装していなかったので、今回はしっかり対応しました。これのおかげで通信での無駄はかなりなくなると思います。コネクションの接続維持も実装しようと思いましたが、意外と対応しているサーバーが少なかったので今回は見送りました。

 今回のバージョンで特に大きな問題が無ければ、正式にリリースしようと考えています。
 

 最近のブログ更新がソフトのバージョンアップばかりになっているは良くない傾向です。今回はアンケートでの要望を重点的に修正しました。表面的な修正が多いのの致命的な不具合は無いと確信しています。 実はこの後に、もう次のバージョンが準備してありまして、現在最終のバグ取りの段階まで来ています。HTTPの通信部分の全書き換えと、スレッド管理の最適化を行ったので、ツボにはまれば「軽量」「高速化」と行くでしょうが、失敗すると破綻しそうで怖いです。今のところ、コンパイルのオプションで常に全バージョンでコンパイルできる状態を維持しながら、慎重に書き換えをしています。で、そろそろβ版も終了したいのですが、どなたかテスト用の私にVISTA環境を提供してくれませんかねぇ。

 

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