2006年6月アーカイブ

 .Netの実行セキュリティでの備忘録。イントラネットなどの共有エリアにプログラムをおいてクライアントから実行すると、.Net製のプログラムは通常セキュリティに引っかかります。Framework 1.1の頃はこの場合、管理ツール内の「Microsoft .NET Framework 1.1 構成」でイントラネットのゾーンセキュリティを「完全な信頼」とかにして回避していましたが、なんと、Framework 2.0からは「Microsoft .NET Framework 2.0 構成」が開発環境にしかついてきません。クライアントにSDKやVSを入れるわけにも行かないのでいろいろ調べていたら、コンソールから設定を変更する方法を見つけたので、紹介します。

>%windir%\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727\CasPol.exe -m -chggroup 1.2. FullTrust

なんだか複雑ですが、要するに構成ツールのCUI版ですね。
ゾーン名の「1.2.」のところは実際にはクライアント環境によって変わる可能性があるのですが、構成を触っていなければ、このままで問題ないと思います。

この情報が、同様の悩みを抱えている方の助けになればと思います。

 ぼちぼちImageGeterの後継のWebGetterを作成しています。とりあえず、コアになるマルチスレッドによるダウンロード部分を作成してみましたが、無駄なコネクション切断と、事前にファイルサイズの検査を行なうようにしただけで、ImageGeterの1.2~1.5倍ぐらいの速度が出るようになりました。GUIがほとんど無い状態なので、この先GUIを追加していくと若干速度が低下しそうですが、ダウンロード自体の最適化の余地もまだありそうなので、最終的にも1.3倍程度は出るのではないかと考えています。ImageGeterではTCPコネクションでやや反則気味の方法を使っていましたが、今回は出来るだけ手順を守って処理しているので、ネットワーク機器への負担も減るのではないかと思っています。今月中に何とかβ1をッ公開できるといいなぁ

 ImageGeterをフリーウェアで公開したら、アクセス数が跳ね上がって少々びっくりしています。
 今日から次期バージョンの作成を始めました。ImageGeterでボトルネックになる点や、性能が向上しない問題点を把握できたので、今回は最初から、パフォーマンス面に重点を置いて作成しています。おかげでスレッドのデッドロックと格闘しています。1ヶ月ぐらいで何とかβ1が公開できるといいかな

 以前から予定していたImageGeterのフリーウエア化を行いました。初回公開からもう2年にもなり、「そろそろこのソフトも賞味期限切れだろう」と思っていたので、改造/修正打ち切りということでの変更です。今後の開発予定としては、ImageGeterのノウハウと欠点を踏まえて、次期バージョンWebGetter(今度は手を抜きません)を作成しようかと考えています。

2009年11月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30